2010-04-08

経済学の日常への応用例

私は、スティーヴン・D・レヴィットの「インセンティブで世界を理解する」という手法を好んで使う。
レヴィットによるとインセンティブには3種類あり、「金銭的インセンティブ」「社会的インセンティブ」「道徳的インセンティブ」となっている。
学校(中学校)を例にとってみる。
A君はそうじをきちんとするが、B君はさぼってばかりいる。この差はどこから来るのだろう?
一言でいうと、「A君にとっての掃除する便益は掃除しない場合のコストを上回っているがB君の場合には上回っていない」ということになる。
具体的に言おう。A君は優等生で正義感が強い。掃除をしないと良心が痛む。これが道徳的インセンティブだ。そして、サボると周りからいろいろ言われるかもしれない。これが社会的インセンティブ。かくしてA君は掃除に励むことになる。B君が掃除をしないのはA君のようなインセンティブが無いだけの話だ。
このインセンティブの話を応用出来る範囲は幅広い。
どうしたらもっと従業員を働かすことが出来るか? どうしたらもっと子供を勉強させれるか? どうしたらもっと楽に家事を出来るのか? 人を動かすだけではない、自分に目標を達成させるためにも経済学は使えるのだ。
経済学は株とか会社とかだけに使えるのではない。むしろ、日常生活との親和性が高い。
まとめ: 私は経済学を日常を理解する枠組みだと考えている

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