2010-08-18

電子教科書の是非


最近、ソフトバンクの孫正義(@masason)氏を中心に、Twitterで電子教科書の是非についての議論が盛り上がっている。
それにしても、漠然とした紙の良さを主張して電子教科書の導入に反対するのはナンセンスではないだろうか。
紙にも電子にもそれぞれ長所がある。電子の利点を超える利点として漠然とした紙の良さを主張するのには無理がある。
“紙の辞書か電子辞書か”の議論も混じっていて、紙の辞書派には「紙の辞書だと単語を覚えられる」や「周りの関係の無い単語も目に入る」といった主張が多かった。しかし、辞書は辞書であって単語を覚えるためのツールでは無い。周りの関係無い単語が一緒に目に入ることが重要なら、紙の辞書を再現したアプリを使えば良い。五十音順に並んでいて、調べたい単語を検索するとその単語のあるページが表示されるようなアプリなら納得してもらえるだろうか。
「紙には長い歴史があるから」と主張している人もいるが、当時は進歩の速度が非常に遅かったため紙を選択せざるを得なかったと考えることも可能だ。現在は当時と比べものにならないほどの速度で技術は進歩している。
いずれにしろ、現段階では電子教科書の全貌や効果が明らかにされていないので、電子教科書を試験的に導入してみて、その結果を見てから再度議論するべきだろう。

.@masason さんの電子教科書についての議論を見てると、「紙の〇〇には(目に見えないけど)電子には無い良さがある」という反論の多さに驚く。「良さがある」じゃ反論にならないんだよ。紙と電子の利点の数や重要度を比べて「どちらが総合的に優れているか」で判断しないと。10:29 AM Aug 16th via HootSuite

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