2010-10-11

「教育」を論じるときには論点を絞ろう


うめけん(@umeken)氏のTogetter:
【まとめ】教育こそが日本を変える。真の次世代投資・育成を。byうめけん
うめけん氏が言いたいのは要するに、「このままでは世界の流れに取り残されるからもっとすばやく時代の流れに合わせて教育内容を変更していこう」ということらしい。
これ自体はとてもまっとうな主張だろう。
しかし、予算も限られている中では学校教育で行えることにも限界がある。現在の制度に不備や不満があるのは当然のことだ。
「現在の教育を変えなければいけない」という主張にほとんど意味は無い。どんな教育制度を持つ国でも教育改革の必要性は叫ばれていることだろう。
「変える必要性があるかどうか」よりも重要なのは「どう変えるのか」ということだ。

その場合には論点を絞って個別に議論するべきだ。
教育についてまとめて論じようとすると「このような教育がベスト」というある種の固定観念を主張するだけになってしまいがちだ。個別に論じることによって「これを導入(この制度をこう変更)することは生徒の効用を高めるか」という観点からデータを交えて冷静に論じることができるだろう。

まとめ: 教育について議論するときには、イデオロギーを主張しあうのではなく、個別の案件について「生徒の効用を高めるか」という視点でデータで検証しながら論じよう。

おまけ: 65歳以上の人はすでに定年していることが多く、教育について真剣に考えるインセンティブがほとんど無いので、もし教育制度を変えたいのなら65歳以上には教育に対して口出しできないような制度作りが必要かもしれない。(それより下の世代はどうかというと、学生は自分の競争力、経営者は自社の競争力がかかっているので教育に対して高い意識を持っていると考えられる。採用権を持たない労働者はここでは無視する。)

※細かいことを言うと、上に挙げたTogetterは「教育」ではなく「学校教育」について論じている。

今朝 @umeken さんが教育についての議論をしてたみたいだけど、教育は広いテーマだから論点絞らないとイデオロギーを主張しあうだけになっちゃうよね…。4:37 PM Oct 8th via HootSuite

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