2010-11-05

教育レベルを上げるのが貧困をなくす1番の近道である理由


ラッセル・ロバーツも言っているようにだね、貧困をなくす1番の近道は人々のスキルレベルを上げる(=教育レベルを上げる)ことなんだよ。5:11 PM Nov 3rd via Chromed Bird


@GkEc 経済学には疎いので的を外していたらすいません。個人が貧困から脱出するのに教育レベルをあげるのが有効ということはイメージできました。ただ全ての人の教育レベルが同じになれば社会から貧困がなくなるというイメージができなくて。6:16 PM Nov 3rd via Tween


なぜ教育を与えることが貧困をなくす1番の近道なのか。
まず、教育を受けることによって仕事の選択肢が広がる。それは、シグナリングによる(大卒以上しか就けない仕事に高卒であれば就けないが、大学を卒業することによって就けるようになる)ものだったり、教育内容が実践的なものだったり、いろいろな要因による。
今まで途上国のコーヒー農家の息子として朝から晩まで働いていた子供は、教育を受けることによってコーヒー農家を継がずにもっと高賃金で環境の良い仕事に就けるようになる。
問題は、教育を受ける人が増えたらどうなるか、だ。元コーヒー農家が就けるコーヒー栽培よりマシな仕事がなくなってしまうのではないか?
そんなことはない。雇用は「イス取りゲーム(musical chair)」ではないからだ。
経済学者ラッセル・ロバーツの小説The Price of Everythingから、なぜ生産性が向上してより少ない人員でより安く製品が作れるようになると雇用が拡大するのかのルース・リーバーの説明を引用する。
人々が卵により少ないお金しか払わずに済むとき、他のものに費やせるお金は増えるわ。その未使用のお金は使うのに値するのよ。それが起業家や創造的な人々が新しいものを注目されるに値するものにしようとしている理由なの。卵や他の安くなっていく数百万の製品でのコスト削減がないと、新しい何かを手に入れることは古い何かを手放すことを意味するわ。生産性や取引を通じてものをより安くしているとき、それは私たちがケーキを手に入れそれを食べることもできることを意味しているの。私たちは卵や、iPodや、人工のバラの実や、その他の人生をより良いものにしてくれる全てのものをより多く手に入れることができるのよ。
(When people pay less for eggs, they have more money left over to spend on other things. That unspent money is a prize that hands itself out. That’s why entrepreneurs, creative people, are always trying to come up with new things to claim those prizes. Without cost-savings from eggs and millions of other products that have gotten cheaper, getting something new means giving up something old. When we make things more cheaply through either productivity or trade, that means we can have our cake and eat it too. We can have more eggs and more iPod and more artificial hips and everything else that makes life good.) (P.141)
教育を受けると生産性が向上する。つまり、今までと同じ時間でもっとたくさんのものを生み出せる。そうすれば、より多くの雇用を生み出せる。もちろん、教育を受けなくても良い仕事も存在する。(高い技能が必要なほどの高品質ではない)コーヒー豆の栽培もその1つだ。しかし、他のコーヒー農家が教育を受けて別の職に就くようになると、コーヒー豆の栽培業の賃金も自ずと上がる。コーヒー農家が転職することによってコーヒー豆の供給が減り、経済全体の生産性が上がることで実質賃金も増えるからだ。

まとめ: 貧しい人に教育を受けさせることによって生産性が上がり、給与も増える。その際、全体としてのパイも増えるので、ある程度の水準までの教育は貧困を抜け出させ経済全体も豊かになる効率性の高い策だ。

0 件のコメント:

コメントを投稿