公正貿易は自由貿易に比べて公正ではない(そして自由でもない) by Don Boudreaux - 道草より転載。
以下はNew York Timesへ宛てた投書だ。
トッド・タッカーは、アメリカ政府に「公正貿易」を選んで自由貿易を拒否してほしいようだ。(11月22日の投書)
全てのまともな人は公正であることを称賛し「不公正」であることを強く非難するとはいえ、「公正性」は政策を左右するにはあまりにも曖昧すぎる。なぜかを見るには、憲法修正第一条に書かれていることが、自由より公正原理にかじをとるよう変更された修正第一条の数語だけのようなものだったと想像してみてほしい。
合衆国議会は、国教を樹立、または宗教上の行為を公正に行なうことを禁止する不公正な法律、言論または出版の公正を制限する法律、ならびに、市民が公正に集会しまた苦情の処理を求めて公正に政府に対し請願する権利を侵害する法律を制定してはならない。
この文脈で「自由」を「公正」に置き換えることが憲法修正第一条を歯抜けにしてしまっただろうということに疑いの余地があるだろうか? 同様に、自由貿易を公正貿易政策に変えてみると、実際問題として、不自由な―ついでに不公平な―政治的に影響力のある国内生産者のための独占特権政策になっただろう。
敬具
ドナルド・J・ブードロー
by Donald J. Boudreaux
11月23日
(原文: Fair Trade Is Less Fair (and Less Free) than Free Trade)