2011-01-22

期待効用理論を恋愛に応用する


経済学には「期待効用理論」と呼ばれるものがある。
これは高校の数学で習う「期待値」を使ったもので、合理的な人は期待値(期待効用)が最大になる選択をする、というものだ。
期待値の復習をしよう。1万円を10%の確率で得られるが90%の確率で1円ももらえないのと、必ず500円をもらえるのではどちらが得だろうか? 正解は前者だ。1万円を10%で得られる場合の期待値は1万円×0.1で1000円だ。必ず500円がもらえる場合の期待値は500円×1なので前者のほうが得となる。

A君はBさんが好きだが、BさんはA君のことをどう思っているかわからない。A君はBさんに告白するべきだろうか?
それは、成功した場合の便益と失敗した場合の費用の差及び成功確率による。
どうすれば期待効用を計算できるだろう?
ここでは「告白する」と「告白しない」のどちらの期待効用のほうが大きいかだけ分かれば良い。
成功した場合の便益>失敗した場合の費用、と仮定すると、成功確率が50%以上あれば必ず「告白する」ほうの期待効用が「告白しない」場合の期待効用を上回る。
つまり、ざっくりとした成功確率(五分五分よりも高い確率であれば良い)さえわかれば良いのだ。
ティム・ハーフォードの『まっとうな経済学者の「お悩み相談室」』から、「親友を好きになってしまったが、告白することによって関係を壊すのは避けたい」という相談者へのハーフォードの回答から一部引用する。

すべてを失うリスクは避けながら、ことの真偽を明らかにする必要があるので、ここはストレートに彼女の友人に聞いてもらえばいいでしょう。
その好きな子から近い筋に確かめてもらえば「確率が五分五分を超えるかどうか」くらいはわかるだろう。

ちなみに、男性のほうが女性よりも恋愛対象とする範囲が2倍広く、男性から女性に告白する場合の成功確率は女性から男性の2分の1だそうだ。


2 件のコメント:

  1. 告白してフられたからって何か損するわけでもないから、期待値の考え方を取り入れる意味は全くないわw

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  2. 男性は女性よりも性欲を重視するから、範囲が広いんだろうね、きっと。純粋な"恋愛対象"かどうかはおいといて。

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